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　　　　ドクターみどりの Beauty Lesson　　　（2016.11.1. Vol.252）

　　　　　　発行：おおた皮膚科　http://www.dr-midori.com/
　　　　　　　　　おおたメディカルエステ　https://www.ota-medical.com/

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　目次

　【今週のLesson1】ニキビ治療最前線
　【今週のLesson2】ピーナッツアレルギー

　【ご案内1】オータムキャンペーン　レーザーが特別価格
　【ご案内2】運命を変えた「ヒーライト」　おとなニキビをケアして美しく
　【ご案内3】おおたメディカルエステに98％のかたが「満足」

* + *　今週のLesson1　* + * ・・ * + * ・・ * + *
　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　◎ニキビ治療最前線
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

　ニキビは日本人の90％が経験する病気です。
　思春期から20歳代、30歳代の若年層で発症しますが、
　顔に悪化することが多いために、女性では、
　ひどくなるとお化粧で隠せなくなり、悩みの種になります。
　最近では、男性もおしゃれになり、
　ニキビを気にして皮膚科に来院する男子高校生、大学生がふえています。

　ニキビが心理的なストレスになっている人も多くみられます。
　ニキビは慢性の炎症性疾患なので、繰り返すことを前提に、
　いかにコントロールしていくかを念頭におくことが大事です。
　化粧品やエステで治るのでは、と考えている人も多くみられます。

　ニキビの治療は、2008年にアダパレンという外用薬が登場して、
　画期的な進歩がありました。
　このアダパレンは、
　ニキビの前段階の面皰（炎症をおこしていない白ニキビ）に作用します。
　2015年には、過酸化ベンゾイル製剤が発売されて、
　ニキビ治療はさらに大きく変化しました。
　そのあとに　過酸化ベンゾイルとクリンダマイシンの配合剤が発売されて、
　急性炎症期の治療として使われるようになりました。

　ニキビの炎症のひどいときには、
　過酸化ベンゾイルとクリンダマイシン配合剤、あるいは、
　アダパレンと外用抗菌剤の外用が選択肢とされています。
　その後　維持期の治療としては　アダパレン単独、あるいは、
　過酸化ベンゾイル単独の外用をおこないます。

　また、ニキビ痕をひどくさせないためにも、
　炎症を早く治療することが大切です。
　ニキビ痕は、皮膚がクレーター状に陥凹したり、
　逆に隆起してケロイドのようになったり、色素沈着をおこしたりします。
　ニキビ痕の治療には、
　ケミカルピーリング、イオン導入、レーザー治療など、
　自費の治療が行われています。

　* + *　今週のLesson2　* + * ・・ * + * ・・ * + *
　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　◎ピーナッツアレルギー
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

　ピーナッツアレルギーは、即時型食物アレルギーを起こすものの中でも、
　重篤な症状を起こす食べ物です。
　日本では、即時型アレルギーの原因物質として上位に位置づけられており、
　同時にアナフィラキシーショックを起こす例も数多く報告されています。
　米国では、4歳以降の食物アレルギーの中で最も頻度が高く、
　ピーナッツアレルギー患者の79％が、
　皮膚・呼吸器・消化器などの多臓器症状を経験しているようです。
　日本人のピーナッツアレルギーの重症度は、
　欧米と相違ないと考えられています。
　日本でもピーナッツアレルギーは増加傾向にあるため、
　今後注意をしていななくてはいけません。

　ピーナッツアレルギーを、
　ほかの卵・牛乳・小麦といった代表的な即時型アレルギーと比較した場合、
　大きく異なるのが、非常に耐性を獲得しにくいという点です。
　治療の原則は、除去・回避することが第一優先ですが、
　ピーナッツはごく微量の摂取で重篤になることが多く、
　特に誤って食べてしまうことに注意を払わなければいけません。
　ピーナッツは食品衛生法により、表示が義務づけられている食品ですが、
　加工食品中に混入したアレルゲンを回避しきれない現実があります。

　具体的には、カレールーやコンビニのサンドイッチ、
　クレープ、チョコレートなどが挙げられ、
　なかには製造ラインでの混入が原因と思われる例もあります。
　ピーナッツアレルギーの患者さんは、
　極微量で症状が誘発されるという報告や、
　ピーナッツの食べ殻を含む室内塵での症状の誘発例も確認されています。
　ピーナッツアレルギーが疑われるお子さんは、
　小児科の食物アレルギー診療を専門にされているところで、
　精査を受けることをおすすめします。

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　2016年夏、当院のお客さま100人に、
　施術内容やご感想のアンケートを行ないました。
　ご利用の施術で一番多かったのはビタミン導入、次は脱毛でした。
　また、当院の施術に満足しているお客さまは
　97.59％（「とても満足」と「やや満足」の合計）、
　ドクターやスタッフの説明が「わかりやすい」というお客さまは
　61.45％という、高い評価をいただきました。

【続きを読む】
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　院長：太田みどり（日本皮膚科学会認定　皮膚科専門医　医学博士）

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