ドクターみどりの Beauty Lesson （2018.9.1発行第296号）

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ドクターみどりの Beauty Lesson （2018.9.1発行第296号）

ドクターみどりの Beauty Lesson （2018.9.1発行第296号）

今回のレッスンは・・夏に疲れた肌を食品で癒す
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ドクターみどりの Beauty Lesson　　　（2018.9.1. Vol.296）

発行：おおた皮膚科　http://www.dr-midori.com/
おおたメディカルエステ　https://www.ota-medical.com/

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目次

【今週のLesson1】トマトを食べよう
【今週のLesson2】夏に疲れた肌のケア

【ご案内】ケミカルピーリングで夏疲れの肌を美しく★
* + *　今週のLesson1　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎トマトを食べよう
￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

トマトの赤い色をつくっているのは　リコピンという色素です。
リコピンには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
活性酸素は増えすぎると、
体の細胞を酸化させ、内臓や皮膚にダメージを与えます。
シミの原因であるメラニンの生成を促進したり、
悪玉コレステロールを酸化させて
動脈硬化の一因になったりすることもあります。
このため、抗酸化作用のあるトマトは、
肌の健康や生活習慣病の予防に役立つと言われています。

またトマトには
カリウム、食物繊維であるペクチン、カルシウム、マグネシウム、
ビタミンA、B1、B2、Cなどの栄養素がバランスよく含まれています。

日本にトマトが伝わったのは江戸時代です。
当初は　鑑賞用として珍重され、明治以降に食用として広まりました。
最近では、実の小さなミニトマトや、糖度の高いフルーツトマトなど
多くの品種が開発され食卓に上っています。

トマトを選ぶには、熟成して赤く、皮にハリとつやがあり、
手に取るとずっしり重く、ヘタがぴんとしていて緑色で、
お尻の部分の放射状の線がはっきりしているものを選びましょう。
赤く熟れたトマトは、日がたつと、ビタミンCが失われていきます。
冷蔵庫に入れておいたほうが、ビタミンCの損失は少なくてすみます。
リコピンは、油に溶けやすい性質があるので、
トマトは油を使って料理すると吸収率がアップします。
肉や魚と組み合わせたり、オリーブオイルを使って料理したりするのも
おすすめです。
* + *　今週のLesson2　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎夏に疲れた肌のケア
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

夏は、気をつけていても紫外線を浴びます。
紫外線によって肌が老化することを光老化と言いますが、
それを最小限に食い止めるには、肌に栄養を補う必要があります。
肌に使う化粧品はほとんどが表皮のみに作用しますから、
真皮の老化に対しては、体の中から血液を通して
栄養を補う必要があります。

夏の終わりの時期、紫外線を浴びて疲れた肌のケアには、
バランスのとれた食事をとることが一番大事です。
紫外線によって起こる光老化を防ぐためには、
抗酸化物質を含む食品をとりましょう。

抗酸化物質のある栄養素は、βカロチン、ビタミンC、ビタミンEです。

・βカロチンを含むもの
ニンジン　カボチャ　ホウレンソウ　小松菜　にら　パセリ　モロヘイヤ
・ビタミンCを含むもの
ブロッコリー　小松菜　トマト　カリフラワー　キャベツ　大根　もやし
ジャガイモ　いちご　グレープフルーツ　レモン
・ビタミンEを含むもの
卵黄　大豆　植物油　レバー　アーモンド　アボガド

βカロチンは、摂取すると体内で必要に応じてビタミンAに変化します。
ビタミンAになると、抗酸化力はほとんどなくなります。
βカロチンと同じカロチノイド色素の仲間でリコピンという物質があります。
リコピンは抗酸化力がβカロチンの2倍もあると言われています。
トマトに多く含まれています。
このような野菜がうまく摂取できないときは、
トマトジュースや野菜ジュースなどをとるようにしてください。
* + *　ご案内　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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ケミカルピーリングで夏疲れの肌を美しく★
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ミ★　傷んだ表皮にサヨナラしよう
新陳代謝をお助けします　★彡

夏の間、紫外線やエアコンの冷気にさらされたお肌は、
とても疲れています。

紫外線によるダメージを受けて「光老化」した肌は
新陳代謝のリズムが悪くなっています。
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