* + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + *
ドクターみどりの Beauty Lesson (2014.3.1. Vol.188)
発行:おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
おおたメディカルエステ https://www.ota-medical.com/
* + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + *
目次
【今週のLesson1】フットケア
【今週のLesson2】花粉症は早めに対処しましょう
【今週のLesson3】アトピー性皮膚炎の治療は清潔と保湿から
【ご案内】 口の周りの乾燥が解消! 乾燥肌に「エンビロンスキンケア」
* + * 今週のLesson1 * + * ・・ * + * ・・ * + *
______
◎フットケア
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
どんな靴を履いても足が痛くなる、合う靴がみつからない、
ウオノメが痛くて歩けなくなる、外反母趾がひどくなってきた、
など、足にまつわる悩みは多々あります。
特に年齢とともに足の指は外反母趾といって、
親指が外側に向かって変形しがちです。
足の変形は、年齢とともに進行します。
そのために、荷重が思わぬ部分に集中して、
ウオノメになったりすることがあります。
ウオノメは、小さくても深いものは、かなりの疼痛をともないます。
ヒト以外の動物は、四足歩行が原則ですが、ヒトのみ二足歩行です。
そのためにヒトの足には他の動物の2倍の体重がかかります。
特に、歩くためには、体重が前から後ろに連続的に移動していくので、
足底がしなるような構造が必要です。
足の指には、先端からDIP関節、PIP関節、MTP関節があります。
かかと、第1指のMTP関節、第5指のMTP関節の3点が、
体重を支えるポイントになります。
3点を結ぶ縦横のアーチが、スムーズな歩行に寄与しています。
このバランスが崩れると、荷重が1か所に集中して、
ウオノメやタコを誘発します。
外反母趾を防ぐには、
固定ベルトを整形外科に相談して装着するとよいでしょう。
ウオノメやタコは、できたら皮膚科に相談してください。
予防には、靴の中にインソールを入れて、
荷重を1か所に集めないような工夫が必要です。
最近は、整形外科に靴の専門家が来て、
靴をオーダーすることもできるようになっています。
足の悩みがあるかたは、是非相談してみてください。
* + * 今週のLesson2 * + * ・・ * + * ・・ * + *
_______________
◎花粉症は早めに対処しましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
現在花粉症の人は2000万人以上と推定されています。
花粉症になりやすいのは、
アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、気管支ぜんそくなどのある、
アレルギー体質の人です。
本人だけでなく、家族が何らかのアレルギー疾患を持っていれば、
なりやすいタイプと言ってよいでしょう。
しかし、大量の花粉に接していると、
誰でもアレルギー反応を起こしやすくなります。
花粉症の患者数が激増している背景には、
戦後の大規模なスギの植林などによる花粉の増加があります。
環境汚染や、高タンパク・高脂肪の食生活、
不規則でストレスの多い生活なども、
人体がさまざまな物質に対してアレルギーを起こしやすくなっている要因と
考えられています。
突然発症することがあり、去年まで花粉症ではなかったという人も、
油断はできません。
治療の中心は、症状に合わせて処方される薬物療法です。
最近は、眠くなりにくい薬や眠くならない薬もあるので、
耳鼻科や皮膚科を受診して早めの対処をお薦めします。
そのほかに、
日常生活でも次のことを注意して、花粉症対策をしてください。
・花粉の飛散する時期に洗濯物や布団を外に干さない
・こまめに掃除
・飛散量の多い日は窓を閉める
・鼻粘膜の乾燥を防ぐ
・抵抗力をつける
・花粉情報をチェック
・外出時にマスクや眼鏡をかけ、帽子をかぶる
・外出から帰ったら、手洗い、うがいをする
* + * 今週のLesson3 * + * ・・ * + * ・・ * + *
____________________
◎アトピー性皮膚炎の治療は清潔と保湿から
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
アトピー性皮膚炎のお子さんを持つお母さんが
「小児科で、石鹸は絶対に使ってはいけないと言われた」と言って
よく来院されます。これは、間違いです。
アトピー性皮膚炎は、皮膚が乾燥してバリア機能が低下した状態に、
外からの刺激が加わって発症すると考えられています。
そのため、皮膚の清潔と保湿がとても大事なのです。
汗や汚れ、皮膚についた刺激物を落とすために、
毎日シャワーや入浴で、皮膚を清潔に保ちましょう。
石鹸は低刺激性のものを使い、よく手のひらで泡立ててから皮膚につけて
手で洗うようにしましょう。
ナイロンタオルやスポンジでこするのはやめてください。
タオルを使う場合は、
ガーゼに近い、柔らかい刺激の少ないタオルを選んでください。
子どもの場合はお母さんの手でやさしく洗ってあげてください。
入浴後は保湿薬を丁寧に塗って、皮膚の乾燥を防ぎましょう。
皮膚の保湿は、バリア機能の回復と維持に欠かせません。
保湿薬はいろいろありあすが、皮膚科で相談してください。
保険治療のお薬でいろいろな保湿薬がありますので、
皮膚の状態や季節などによって使い分けるようにしましょう。
皮膚を清潔にすることと保湿をすることが、
アトピー性皮膚炎を悪化させないためのスキンケア対策の中で重要な点です。
* + * ご案内 * + * ・・ * + * ・・ * + *
★ 口の周りの乾燥が解消! 乾燥肌に「エンビロンスキンケア」 ★
おおたメディカルエステおすすめの「エンビロン」シリーズ
♪ 「塗る」のではなくお肌に「入れる」! 新しい発想の基礎化粧品
♪ 皮膚表面の角質のターンオーバーを促進するビタミンA、
およびビタミンCで、お肌を自然な状態に導き、健やかに保ちます
超音波を使って「エンビロン」を浸透させるエステも行っております。
お気軽にお問い合わせください♪
◆◆口の周りの乾燥が消えた! ご利用者さまの声◆◆
・毎年冬から春先にかけて、口の周りの乾燥に悩んでいたのですが、
エンビロン化粧品を使ってイオン導入してもらったら、
その日すぐにではなく、翌々日になってから、
口の周りのガサガサが消えました。
「肌の奥まで『入れる』から、効果が出るのはしばらくあと」と
言われていましたが、そのとおりでした。
表面に塗る「その場しのぎ」ではないというのがよく分かりました。
※個人の使用感と感想です
【ドクターズコスメのページ】
https://www.ota-medical.com/cosme.html#1
【「エンビロンスキンケア」もっと詳しく知りたいかたは】
https://www.ota-medical.com/skin_seminor02.html
* + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + * ・・ * + *
おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
おおたメディカルエステ https://www.ota-medical.com/
院長:太田みどり(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 医学博士)
※ おおたメディカルエステでは、インターネット予約ができます。
PCや携帯から24時間いつでもご予約ください。
* + * ・・ * + * ・・ * + *
〒359-0021 埼玉県所沢市東所沢1-3-11 ウチヤマビル
JR武蔵野線・東所沢駅より徒歩30秒
おおた皮膚科休診日:水・日・祝・土午後
おおたメディカルエステ休診日:月火木金の午前・水・日祝・土午後
メールマガジンの登録・解除はこちらから
https://www.ota-medical.com/magazine.html
* + * ・・ * + * ・・ * + *
発行日:2014年3月1日(毎月1・15日発行)
Copyright(C)2014 おおたメディカルエステ/
おおた皮膚科 Rights Reserved.
※ 記事の無断引用・転載を禁じます