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ドクターみどりの Beauty Lesson (2013.12.1 Vol.182)
発行:おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
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目次
【今週のLesson1】食物アレルギー
【今週のLesson2】冬のスキンケア対策
【ご案内】「冬は仕方がない」とあきらめる前にビタミン導入
* + * 今週のLesson1 * + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎食物アレルギー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
食物アレルギーとは、食物によりひきおこされ、
免疫学的な機序を介して体にとって不利益な症状が惹起される現象です。
症状としては、
じんましんや血管性浮腫などの皮膚症状が見られることが多く、
呼吸器症状、粘膜症状、消化器症状、血圧低下に伴うショックなどが
さまざまな組み合わせで現れます。
食物アレルギーの臨床型は次の5種類が挙げられます。
1. 新生児・乳児消化管アレルギー
新生児期・乳児期に、
主に非IGE依存性(免疫グロブリンを介さない)の機序により、
嘔吐や血便、下痢などの消化器症状が生じます。
原因食物は牛乳の頻度が高く、
症状は成長とともに改善することが多いものです。
2. 食物アレルギーの関与する、乳児アトピー性皮膚炎
乳児期のアトピー性皮膚炎に伴って発症し、
通常はIGE依存性(免疫グロブリンを介する)の
即時型アレルギー症状を呈します。
アレルゲンとなる食品の摂取によって、湿疹の増悪を認めます。
原因食物としては、卵・牛乳・小麦・大豆が多く、
アレルギー症状は成長とともによくなることが多いです。
3. 即時型症状
原因食物摂取後、
通常2時間以内に出現するIGE依存型のアレルギー症状を示します。
乳児期から成人期に発症します。
このなかで、
乳児期から幼児期発症の卵・牛乳・小麦・大豆によるアレルギー症状は
改善しやすいのですが、その他のものが改善しにくいのが一般的です。
4. 食物依存性運動誘発アナフィラキシー
原因食物摂取後、運動などの二次的要因が加わったときに
じんましんやアナフィラキシーを生じるIGE依存性の疾患です。
運動量の増える学童期以降によく起こり、改善しにくいのが特徴です。
5. 口腔アレルギー症候群
口唇や口腔粘膜におけるIGE依存性の接触じんましんで、
通常、原因物質摂取後5分以内に口腔・咽頭の違和感を認めます。
花粉症やラテックスアレルギーに合併することが多く、
その場合、花粉やラテックスと果物、野菜アレルゲンの交差反応によって
発症します。
幼児期から成人期に発症し、改善しにくいものです。
* + * 今週のLesson2 * + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎冬のスキンケア対策
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
冬になると、皮膚は乾燥します。
乾燥肌の原因としては、
冬の湿度低下や暖房、年齢による皮脂分泌や発汗量の減少、
体を洗うときの擦りすぎなどが挙げられます。
乾燥した皮膚はバリア機能が弱くなり、
さまざまな刺激に対して敏感になって、
アレルゲンや刺激物質が入り込みやすくなり、痒みや湿疹を起こします。
特に冬、皮膚が乾燥してきたなと思ったら、
早めにスキンケアをすることをお薦めします。
つまり、皮膚が乾燥した状態で保湿剤を外用しておくことで、
湿疹ができるのを予防することができます。
・入浴後に必ず保湿剤を塗る
入浴直後は、角質層の細胞は水分を含んで柔らかくなっています。
つまり、皮膚内部への浸透吸収力が高まっているので、
保湿剤をつけるのに最適なタイミングです。
保湿剤は、皮膚内部からうるおいを保つためにも、
しっかりと塗ることが必要です。
乾燥がひどい時は一日に数回塗るとよいでしょう。
・クリームなどの油性の強いタイプを選んでください
保湿剤にもいろいろな種類があり、肌の乾燥がひどい人は、
ジェルや乳液などのさっぱりしたタイプより、
被膜を作って水分の蒸発を防ぐ、油性の強いタイプをお薦めします。
ワセリンは、皮膚の上で伸びにくく、べたつくので、
乾燥のひどくない場合はクリームが使いやすいです。
保湿剤の成分としてはいろいろなものがありますが、
しみたり、刺激があったりする成分は避けましょう。
皮膚に優しく、なじみやすいものを選びましょう。
・湿疹などが生じている場合は、皮膚科に相談してください
赤くなったり、ひっかき傷でじくじくして湿疹ができている場合は、
まず皮膚科を受診しましょう。
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「冬は仕方がない」とあきらめる前にビタミン導入
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発行日:2013年12月1日(毎月1・15日発行)
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