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　　　　ドクターみどりの Beauty Lesson　　　（2012.12.1 Vol.158）

　　　　　　発行：おおた皮膚科　http://www.dr-midori.com/
　　　　　　　　　おおたメディカルエステ　https://www.ota-medical.com/

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　目次

　【今週のLesson1】秋冬の肌のダメージ対策
　【今週のLesson2】冬の肌の乾燥にビタミン補給
　【今週のLesson3】カプサイシンの効能

　【ご案内1】　ドクターズコスメで北風に負けない肌に
　【ご案内2】　年末年始の休診日

　* + *　今週のLesson1　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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　　　◎秋冬の肌のダメージ対策
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

　寒くなってくると、化粧ののりが悪く化粧崩れしやすいとか、
　肌の透明感がなくなったというかたが増えます。
　これは、夏の間に冷房の中で仕事を続けてきた人に多く見られる現象です。
　夏の間は外は湿度が高くて、不快指数が高いのですが、
　部屋の中は冷房がきいていて湿度の低い状態です。
　その中で長い間仕事をしている女性の皮膚は、異常に乾燥しています。
　また強い紫外線を浴びることによって、皮膚の表面の角層が厚くなり、
　角層の細胞の生まれ変わりがスムースにいかなくなって、
　肌の透明度がさがります。

　紫外線で皮膚のメラニン生成が活発化すると、
　メラニンの過剰生成が起こります。
　角層の生まれ変わりがうまくいかないと、
　メラニンが肌からスムースに排出されなくなり、くすみの原因にもなります。
　肌の乾燥は、皮膚表面のキメの乱れをひきおこして、小じわの原因となり、
　ハリがなくなってきます。

　この時期に暖かい時期と同じ手入れをしていては間に合いません。
　対策は、まず肌の保湿を心がけましょう。
　保湿効果のある化粧水に変えたり、
　保湿効果のある美容液を追加して使ったりするようにしましょう。
　化粧品の種類を増やすとトラブルが心配という人は、
　今使って大丈夫な乳液やクリームを何度も重ねてつけるようにしましょう。
　時間がたつと乾いてしまう人は何度もつけることをおすすめします。

　その次に、
　美白効果のある成分を含んだ化粧水や乳液を使うように心がけます。
　ビタミンCやトラネキサム酸などの配合されたものを
　積極的に使うようにします。
　角層の厚くなった人には、レチノール入りの化粧品をおすすめします。
　また定期的なピーリングも効果があります。
　ピーリングは、皮膚科で受けるようにしてください。
　適切な濃度を使い、皮膚の状態を皮膚科医が診断をしながら、
　続けてくれます。
　このような努力をすることで、
　滑らかなはりのある肌を取り戻すことができます。

　* + *　今週のLesson2　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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　　　◎冬の肌の乾燥にビタミン補給
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

　冬、口の周りや頬が乾燥しませんか。
　乾燥するからといって、
　夜のお手入れのときにワセリンをべったりとつけて寝ても、改善しません。
　肌の乾燥は、皮膚に含まれる水分量の低下によって起こるものです。
　皮膚表面の角層に水分を蓄えることによって、
　潤いのある肌を保つことができるのです。

　角層の水分量はどうやって、保持することができるのでしょうか。
　それは、良い角質細胞を作る力を持っているかどうかにかかわってきます。
　良い角質細胞がどんどんできてくると、角質細胞間脂質という、
　水分をたくわえるのに大切な脂質が働いて、肌がうるおいます。
　そのためには皮膚の表面にワセリンを塗って油の膜を作るより、
　常にビタミンAを補給して、
　健康で厚さのある角層を作ることが重要になります。

　ビタミンAは、もちろん食事から摂ることも必要です。
　レバー、ギンダラ、ホタルイカ、ウナギ、モロヘイヤ、
　ホウレンソウ、カボチャなどにビタミンAが含まれています。

　しかし、肌に必要なビタミンAを食事だけから補うことはできません。
　ビタミンAを含む化粧品を使うことによって、効率よく補給して、
　健康な厚みのある角層を作ることができます。

　おおたメディカルエステで取り扱っているエンビロンの化粧品は、
　パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノールなどを含み、
　それを使用すると、
　その中の成分がパルミチン酸レチノールとして肌に作用します。
　レチノールを使用することによって、角層が厚くなって、
　潤いのある肌を保つことができるようになります。
　その他に紫外線予防や美白効果もあり、
　アンチエイジング化粧品として活躍します。
　エンビロンの基礎化粧品は、他のメークアップ化粧品と併用ができます。
　興味のあるかたは、おおたメディカルエステまでご連絡ください。

　* + *　今週のLesson3　* + * ・・ * + * ・・ * + *
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　　　◎カプサイシンの効能
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　太田みどり

　私の友人と後輩たちは辛いものが大好きで、タイ料理をよく食べにいきます。
　タイ料理の辛さは、強烈なものがありますね。
　このような辛さは、唐辛子の主成分カプサイシンによるものです。
　カプサイシンは痛覚を刺激します。
　人間の痛覚は温度によって感受性が高まるので、
　カレーでも熱いうちに食べたほうが、その本領を発揮するのです。

　ところで、皮膚を美しく保つ秘訣は汗をたくさんかくことなのです。
　汗をかくと新陳代謝が盛んになり、肌が生き生きしてきます。
　カプサイシンは、全身の代謝を促進させるばかりか、
　脂質代謝もよくなるので肥満の解消にもよいといわれて、
　ダイエットに利用されているのです。

　香辛料は、一般に油脂の酸化を防ぎ、
　ビタミン類の効果を保存する作用もあります。
　熱い地方で香辛料が使われるのは、
　微生物が繁殖するのを防ぐ作用もあるからなのです。

　これからの寒い季節は、お鍋ですよね。
　キムチ鍋で、皆でわいわいと楽しい食事会をするのもよいです。
　カプサイシンが皮膚の末梢循環をよくして、
　湯気のたつ鍋を囲んで食べることで、
　汗をかき皮膚が生き生きすることでしょう。

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　おおたメディカルエステでは、
　ドクターズコスメを多数、取り扱っております。
　おすすめは「エンビロン」シリーズ！
　クレンジング、モイスチャージェル、デイクリーム、ナイトクリーム等
　各種取り揃えております。

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　※当院では、充実した週末のために
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　　土曜日の健康的な早起き＆スキンケアで
　　輝く週末をお過ごしください。

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　これから、来年1月にかけての休診日は以下のとおりです。

　休診日：
　12月30日（日）～1月3日（火）

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　　おおた皮膚科　http://www.dr-midori.com/
　　おおたメディカルエステ　https://www.ota-medical.com/
　院長：太田みどり（日本皮膚科学会認定　皮膚科専門医　医学博士）

　※　おおた皮膚科、メディカルエステともに、
　　　インターネット予約ができます。
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　発行日：2012年12月1日（毎月1・15日発行）
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