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ドクターみどりの Beauty Lesson (2010.4.15. Vol.95)
発行:おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
おおたメディカルエステ https://www.ota-medical.com/
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目次
【今週のLesson1】夏に向けてこの春からレーザー脱毛をしましょう
【今週のLesson2】ビタミンCを皮膚に補給しましょう
【今週のLesson2】アートメイクの功罪
【ご案内】 コエンザイムQ10のはなし
* + * 今週のLesson1 * + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎夏に向けてこの春からレーザー脱毛をしましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
当院では、レーザー脱毛をやっています。
わきや、ひざ下のむだ毛処理は面倒なことですね。
40日に一度、4、5回レーザーを当てることによって、
むだ毛処理をする必要がなくなります。
薄着になる夏に向けて、
今頃の季節から、レーザー脱毛をするかたが増えています。
また、カミソリで剃ると、
皮膚がかゆくなったり、赤くなったりする人がいます。
そのようなかたにもレーザー脱毛はおススメです。
毛は多くのメラニン色素を含んでいます。
当院のジェントルレーザーは755nmの波長のレーザー光が
メラミンを選択的に破壊するので、これを当てることにより、
毛の再生を遅らせたり、生えにくくすることができます。
毛の一本一本には、
成長期、退行期、休止期と呼ばれるヘアーサイクルがあります。
休止期の毛はメラニンが少ないので、レーザーはほとんど反応しません。
すべての毛を充分に破壊するには、毛の成長サイクルに合わせて、
レーザーを数回くりかえし照射する必要があります。
当院では、レーザー脱毛の前に、
脱毛部の皮膚に異常があるかどうか診察をします。
脱毛したい場所にテスト照射をします。
2週間後、テスト照射した部分に異常がなければ、レーザー脱毛を行います。
レーザーを当てた後は、その部分を冷やします。
その後外用剤をつけて帰宅していただきます。
その後40日に一度、レーザー照射を数回おこないます。
レーザーによる脱毛効果は個人差があるので、
追加照射の回数はだいたい、4、5回と考えていてください。
興味のあるかたは、おおたメディカルエステまでお問い合わせください。
* + * 今週のLesson2 * + * ・・ * + * ・・ * + *
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◎ビタミンCを皮膚に補給しましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
昔から、美しい肌を保つためにビタミンCを積極的に食事からとったり、
サプリメントで摂取したりしていますね。
これはビタミンCに、活性酸素を消去する働きがあるからなのです。
活性酸素は悪玉酸素とも言われ、
皮膚の細胞を酸化させて老化の原因を作るものです。
これを消去するビタミンCは、
老化を防止し、若々しい肌を保つために重要な働きをしているのです。
ビタミンCはそれ自体が不安定であるために、
いろいろな工夫がされて化粧品に使われています。
水溶性の高濃度ビタミンC誘導体
(リン酸 L-アスコルビンマグネシウム水溶液)は
医師の指導のもとで、皮膚科や形成外科で販売されています。
濃度が9%から10%のものが多く見られます。
そのまま使用してもよいのですが、
精製水で希釈してイオン導入をすると、抗酸化作用を効率よく発揮します。
濃度が濃いものをそのまま塗布すると、
皮膚にかさつきが見られることがあるので注意してください。
そのような場合は、部分的にシミの部分だけに使用して、
全体には手持ちの普通の化粧水を使用すれば、
かさつきを最小限におさえることができます。
脂溶性の高濃度ビタミンC誘導体
(テトライソパルミチン酸 L-アルコルビル)は
最近開発されたもので、外用するだけで、かなり皮膚に吸収されます。
抗酸化作用を発揮して、肌の老化防止に役立つとともに、
シミの治療にも使われています。
特にレーザーの効かないシミの治療に役立つ機能性化粧品として、
医師の指導のもとに販売されています。
おおたメディカルエステでは
スティック状になった脂溶性ビタミンC85%のものを販売しています。
口紅をつけるように、シミの部分に塗るもので、
簡単で効果が上がるので皆さんに愛用されています。
興味のあるかたは、おおたメディカルエステまでお問い合わせください。
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◎アートメイクの功罪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
眉ずみを描いたり、アイラインを引いたりして
アイメイクをする時間が惜しいのか、
眉や目のふちにアートメイクをする人がいます。
確かに、毎日、お化粧のときに眉を描いたり、
アイラインを引いたりする手間が省けて、化粧時間は短縮するでしょう。
しかし、アートメイクをすることによって、
思わぬ病気になったりすることもあります。
皮膚に異物を注入するわけですから、
そのことによって全身の病気になることもあるわけです。
皮膚科によくみえるのは、
「アートメイクをした色や形が気に入らないから、レーザーで消して」
と言う人たちです。
アートメイクは色素を皮膚の表皮0.01~0.03mmの深さの位置に注入するので、
それを簡単にレーザーで取ってくれと言われても
きれいに取れるわけではありません。
しかし、色素注入の位置が浅いために、
3~5年の間に、色素が排泄されて、年々少しずつ薄くなっていきます。
いれずみの場合は、もっと深い位置、
つまり真皮から皮下組織に色を入れるために一生色は消えません。
いれずみに使う色素は主成分に水銀や鉛などの金属を含んでいます。
アートメイクに使われている色素は、天然の植物から抽出された色素で、
金属は含まれていません。
しかし、異物を皮膚に入れることには変わりがないので、
注入した部分に肉芽組織ができたり、
皮膚炎を起こしたりすることもあるので、
皮膚科医としてはあまりおすすめできません。
* + * ご案内 * + * ・・ * + * ・・ * + *
★☆★ コエンザイムQ10のはなし ★☆★
★細胞のエネルギー産生を高めます
コエンザイムQ10は私達の体の中で作られ、
抗酸化作用と細胞のエネルギー産生を高める作用を持っていて、
抗酸化作用で活性酸素を消去するといわれています。
★コラーゲンやヒアルロン酸などの産生も高めます
また、皮膚の各細胞のエネルギー代謝を高めることで、
コラーゲンやヒアルロン酸などの産生能力を高めます。
皮膚の細胞のエネルギーが高まると、保湿効果を高め、
老化を遅らせることができて、若返りに役立ちます。
★年齢とともに減少します
しかしコエンザイムQ10は、年齢とともに、減少していきます。
紫外線やストレスで生じる活性酸素(悪玉酸素)が、
皮膚の真皮にあるコラーゲンやエラスチンという繊維成分を破壊します。
このことがシワやタルミの原因となります。
★化粧品に配合されています
最近はこのコエンザイムQ10のサプリメントや、化粧品が話題ですね。
特に化粧品として皮膚にコエンザイムQ10を塗布することで、
肌の潤い改善効果が認められています。
★おおたメディカルエステではオイルジェルを取り扱っています
当院では、コエンザイムQ10の1%オイルジェルを販売しております。
美容液のような感覚で、化粧水、乳液の後に
お肌の気になる部分に塗布していただくと、
肌のハリがよみがえり、うるおいのある肌をとりもどすことができます。
★☆★ CoQ10ジェル ★☆★
・大流行のコエンザイムQ10をジェルにしました
・美しくありたい人に大人気です
【価格】7,350円(税込)
https://www.ota-medical.com/cosme.html
※ドクターズコスメですので、
すべてドクターの診察に基づいて処方されます。
初めてのかたは、まずカウンセリングのご予約をお取りくださいませ。
https://fs220.xbit.jp/h658/form2/
当院のお客様で、すでにドクターズコスメのご利用があるかたは、
電話やメールなどでのお申し込みを承っております。
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院長:太田みどり(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 医学博士)
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インターネット予約ができます。
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発行日:2010年4月15日(毎月1・15日発行)
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