春が来る前にお肌ピカピカ! 1,000円オフ『ウィンターキャンペーン』
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ドクターみどりの Beauty Lesson (2007.2.15 Vol.19)
発行:おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
おおたメディカルエステ https://www.ota-medical.com/
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目次
【今週のLesson1】 アトピー性皮膚炎と母子関係
【今週のLesson2】 子どもの手のあかぎれ
【今週のLesson3】 陰のうのかゆみ
【今週のLesson4】 糖尿病と足の皮膚病変
【ご案内】 レーザー治療が1,000円オフ!!
春が来る前にお肌ピカピカにしましょう
* + * 今週のLesson1 * + * … * + * … * + *
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◎アトピー性皮膚炎と母子関係
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
重症のアトピー性皮膚炎の子どもをもつお母さんで、
キャリアウーマンで世界中を飛び回っている人がいます。
子どもはアトピー性皮膚炎があっても、のびのびと育っていて、
病気のことをそれほど気にしていません。
語学が堪能で、将来そのことを役立てて仕事をしたいと言っています。
両親が共働きでも心にとても余裕のある家庭で、
いつも楽しそうに家族旅行の話や、
仕事で外国出張中のお父さんの奮闘振りを話してくれています。
そのような家庭に育つとアトピー性皮膚炎が悪化したときでも、
家族が冷静に対処するので入院するほどの状態にはなりません。
統計をとるとアトピー性皮膚炎の子どものお母さんは
専業主婦が多いことがわかっています。
母親が家にいて子どもの世話を充分に発揮できる状態にあっても、
子どもの世話をやきすぎたり過保護になったりしてしまい、
病気に対する焦りと不安緊張のなかで育児をしていると、
子どもはかえって不安になってしまうのです。
私の患者さんの例にもみられるように、
母親が働いて外で自分の力を発揮してすっきりした状態で家に帰り、
わが子と情緒的に満ち足りた交流がもてるほうがよい場合もあるのです。
アトピー性皮膚炎のお母さんが作る環境つくりには
次のようなことがあげられています。
1. 不安や疑問に丁寧に答えてくれる主治医、医療関係者がいる。
2. お母さんが一人で頑張ろうとしない、つまり家族や他人の手を借りる。
子育て上手な人は他人の力を上手に借りています。
お母さん自身が甘え上手になっています
3. お母さんが心を開いて不安や怒りを語る相手場所がある。
4. 子どもと常時見つめあったり、向き合ったりすることを避ける。
つまり子どもから目をそらすことも大切です。
育児から解放されて気晴らしをする。
子どもをあずかってくれる家族、身内、知人がいる。
仕事や趣味など母親以外の役割がある。
お母さん自身が社会にひらかれている。
最近は、アトピー性皮膚炎に対する、
心身医学的なアプローチが行われるようになっています。
このようなことが治療に役立っているのです。
* + * 今週のLesson2 * + * … * + * … * + *
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◎子どもの手のあかぎれ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
手の甲が赤くなり、皮膚がむけてくることがあります。
特に保育園児や小学校低学年の子どもによくみられます。
よく見ると手のひらには発疹はなく、
手の甲から手首にかけて症状が悪化します。
お母さんは何が起こったのか心配になることでしょう。
これは外でよく遊ぶ健康な子どもにみられます。
寒い時期、外で飛び回って遊んでいる子どもは、
手を保育園や学校で洗ってもズボンの横にこすりつけてちょっと拭くだけ。
水分や汚れは手の皮膚に残っています。
その手で風にあたるとまた皮膚が乾燥してしまいます。
ひどくなると亀裂が入り、出血したりします。
対策は、
手を洗ったら水分が手に皮膚に残らないようにハンカチでよく拭くことを、
お母さんが教えてあげることです。
またあかぎれの兆候が見られるお子さんは、外出時に手袋をさせることです。
一度、手に亀裂が入ると治るのに時間がかかります。
手のあかぎれは予防が大切です。
お母さんが子どもと一緒に治すように努力してみてください。
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◎陰のうのかゆみ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
中年の男性が陰のうのかゆみでよく来院されます。
本人はインキンタムシを心配していらっしゃいます。
ほとんどの場合がインキンではありません。
限局性皮膚掻痒症といって、限られた部分だけがかゆくなる病気です。
長時間運転をする人に多く、
座っている時間が長くてその部分に汗をかき湿った状態が続くと悪化します。
ひどくなると陰のうの皮膚が厚くなり、
黒く色がつき慢性の湿疹の状態になります。
夜、無意識に掻いていることが多く、
下着に血がついているのに朝気づくことがあります。
治療は皮膚科で相談をして外用剤をもらってください。
陰のうの皮膚は顔より薄いところなので強い外用剤は避けたほうが無難です。
また一日に何回か下着をとりかえてください。
最近はタイツタイプのズボン下を冬に着用する男性が多いため、
汗をかくことや風通しが悪いことなどのために症状が悪化します。
昔からあるステテコタイプの下着が一番皮膚に安全です。
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◎糖尿病と足の皮膚病変
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 太田みどり
厚生労働省の調査によると1997年の糖尿病患者は1370万人、
2002年の患者数は1620万人と増加しています。
これは糖尿病が強く疑われる人や、
糖尿病の可能性を否定できない人が含まれています。
糖尿病による皮膚病変は糖尿病患者の約30%にみられます。
糖尿病は発症時期の特定が困難で自覚症状が少ないため、
患者さんは自分が糖尿病であることに気づいていないことがあります。
特に足に病変がおこるため、
皮膚科に来院して初めて糖尿病が発見される例もすくなくありません。
足におこる症状は、指先に水ぶくれができたり、
それが圧迫や怪我などで潰瘍になったり、
炎症をおこして膝から下が赤くはれかなり痛くなったりします。
糖尿病では合併症として血管に障害が起こり、
それが足の先端や足の外側縁に起こるため、
血管分布の少なく皮膚の血流量が少ない足に病変があらわれます。
それを放置しておくと感染がおこり、
さらにひどい状態になるおそれがあるのです。
そのような状態になると治療を開始しても治りにくく、
糖尿病のコントロールをきちんとしないと、
足を切断しなければならないようなことにもなります。
定期的に健康診断をうけて糖尿病のチェックをしてもらうこと、
糖尿病と診断されたら、
フットケアによる足の定期的なチェックで、発症予防をすることが大事です。
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◎レーザー治療が1,000円オフ!!
春が来る前にお肌ピカピカにしましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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おおた皮膚科 http://www.dr-midori.com/
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院長:太田みどり(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 医学博士)
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発行日:2007年2月15日(毎月1・15日発行)
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